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ハッピーハロウィン！
新しいホームページの扱いに慣れてまいりました、
営業サポート Sでございます。
本日は…ハロウィンですね∠( ﾟдﾟ)／お菓子下さい！！笑
たまには薬品屋として化学のお話をしようかと思い、【ハロウィーン反応】なるものをご紹介いたします。
この反応、3種類の液体を混ぜ合わせると、
透明からオレンジ色へ、そしてオレンジ色から暗青色へと経時的に色が変化するという不思議な反応なんです。
そう、ハロウィンの色使いだからハロウィン反応なんです。
どんな様子か気になる方は下記の動画を見てみて下さい～
https://youtu.be/Tv6_IsdnaGg
これは化学的にはヨウ素時計反応と呼ばれ、
デンプンにヨウ素液をつけると青紫色になるヨウ素デンプン反応を応用したものです。
冒頭に申した3種類の液体というのが次になります。
A. 亜硫酸ナトリウム＋デンプンの混合溶液(NaHSO3+Starch aq.)
B. 塩化水銀溶液(HgCl2 aq.)
C. ヨウ素酸カリウム溶液(KIO3 aq.)
これらを混ぜていくことで…
１．IO3- + 3HSO3- → I- + 3SO42- + 3H+
ヨウ素酸が亜硫酸イオン(亜硫酸ナトリウム)と反応することでヨウ化物イオンになります
２．Hg2+ + 2I- → HgI2↓(orange or yellow)
ヨウ化物イオンと水銀イオンが反応し、オレンジ色のヨウ化水銀が生成します
３．IO3- + 5I- + 6H+ → 3I2 + 3H2O
残っているヨウ化物イオンが、ヨウ素酸とさらに反応することでヨウ素が生成します
４．I2 + Starch → A blue/black complex
そして、ヨウ素とデンプン(Starch)が反応し、暗青色の錯体ができてオレンジ色沈殿が見えなくなるのです
いかがでしたでしょうか？
詳しい反応機構をみてしまうととっつきにくいかとは思いますが…
ハロウィーンの小ネタとして心の片隅に置いていただければ嬉しいです(^^)
それではまた！
参照：https://www.thoughtco.com/halloween-or-old-nassau-reaction-604253
